酒保
休みの日にドライブがてら茨城県のあみプレミアムアウトレットに行ってきました。
初めて訪れたのでせっかくだから周辺に観光できるところがないかマップを眺めていたら近くに予科練平和記念館という施設があり寄ってみました。
亡き祖父が茨城出身なので霞ヶ浦周辺に基地があったことは聞いてはいたのですが、まさか買い物客で賑わうアウトレットモールの町がこういう悲しい歴史の地だということは全然知りませんでした。
20代のころ鹿児島の知覧にある特攻記念館に行ったことがありとても衝撃的だったのですが、予科練の記念館に併設された雄翔館という遺書・遺品を展示した施設もそれと同じく涙なしでは見られない内容で、あまりにも短い人生の記録の数々に時間を忘れて思いをはせてしまいました。
まったくありふれた感想ですが、今こうして平和な時代に生きられるのはこういった方々の犠牲のうえなんだなぁとつくづく思いました。日々、些細なことに悩んだり、ちょっとした不平不満を口にできることのなんと幸せなことか・・絶対に平和を守らないといけないですね。
酒保とは軍の施設にある売店のようなものだそうです。予科練の施設では、あんみつ・しるこ・大福・うどん・まんじゅう・ラムネ(まるでうちの店なのです)などを出す食堂があり、青年たちにとって厳しい訓練のつかの間の安息の場だったそうです。
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