風呂で覚える百人一首
子供が学校の勉強で小倉百人一首を一生懸命におぼえているので、昔手に入れた「風呂で覚える百人一首」という本を引っ張り出してきました。
水に濡れてもOKな本なので、このところ風呂に浸かりながら眺めているのですが、いいですよねぇー。
四季折々の風情や哀感があって、昔の日本人の感受性の豊かさに感心してしまいます。っていうか、昔から人間って変わらないんですよね。
奥山に 紅葉ふみわけ 鳴く鹿の 声きく時ぞ 秋はかなしき (猿丸大夫)
この句を読んでいて、ふと昔、バイクで九州を旅した時に、夕暮れの霧島高原でシカが甲高い声で鳴いていたのを思い出しました。
日も落ち始めていて少しモヤがかかった天気でしたので、こちらは早くキャンプ場にたどり着かなくては・・と焦っていたのですが、山道にシカが現れて、なんか物悲しくそれでいて幻想的な光景にエンジンを止めてつい聞き入ってしまいました。
解説を見て初めて知ったのですが、鹿は晩秋に雄が雌を求めてしきりに鳴くそうですね。
思い出せば、ああ、そういえばあれも11月頃だったなぁと合点がいきました。
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