連続で映画のレビューになってしまいますが、話題の映画「スラムドッグ$ミリオネア」を観に行きました。
映画も色々な楽しみ方がありますが、見終わったあとにインドに旅行に行ったような気がしてしまいました。
それほどインドの実社会を（行ったことがないので、本当のところはどうだか知りませんが・・）よく出来たストーリーにのせてパワフルにまざまざと見せつけてくれる映画でした。
先週わたしより先に観に行った妻は「みのもんた」さんを思い出してしょうがなかったと言っていましたが、わたしは亡くなった「ウガンダ・トラ」さんや、お笑いコンビの「麒麟の川島さん」、「亀田3兄弟の次男」が出演しているとは思いもよりませんでした。観た方、分かるかなぁ~（笑
気になっていたのですが、なかなか観られず、早くしないと終わってしまいそうなのであわてて「フロスト×ニクソン」を観に行きました。
アメリカ歴代大統領の中で、唯一任期途中で辞めたニクソン大統領とイギリスのテレビスターのインタビュー番組を題材にした映画です。汚職事件後の汚名返上と多額のインタビュー報酬を目論むニクソンに、視聴率を上げテレビ界での成功を狙うコメディアン上がりのフロストが対談で歴史的な「ある告白」を引き出す、という内容でした。
ウォーターゲート事件を背景とした史実にまつわる内容ですからストーリーは複雑ではないのですが、海千山千のニクソンが、そもそも格下と感じている若輩で筋金入りのジャーナリストではない他国のテレビスターに結果的に翻弄されてしまうというのが、なかなか娯楽映画としても楽しめる佳作でした。
特にこの二人の演技は見ごたえがあり、ニクソン役のフランク・ランジェラのしぶいこと。名演ですね！マイケル・シーンのデビッド・フロスト役ともに自信がありながらもどこか人間的な寂しさを含んだ演技でした。
ニクソンが作中に過去の自分の生い立ちを振り返るところや良い家系・良いルックスのケネディーへのコンプレックスを吐露するところなどは人間味があって、これが実像だったのでしょうか。また、大統領選でのテレビ討論が重要視しされ始めた時代ですが、こういったインタビュー番組自体も「テレビ媒体が与える大衆への影響・危険性」のうえに立っているという自己批判を関係者に後年インタビューするという形で表しているのも奥が深いなぁと感心しました。
マリナーズのイチロー選手があの張本さんのもつ日本人最多安打記録を塗り替えました。
調子の悪いときもあるはずなのに、淡々とすごい記録を打ち立ててしまう原動力はどこにあるのか、いろいろなことが語られていますが、共通して言われているのがイチローのルーチンワーク。
体を鍛えるためのトレーニングだけではなく、生活そのものもパターン化をしてルーチンワークとしてこなしていき、試合の出だしからトップギアにもっていけるようなコンディションづくりをするそうです。あくまでもルーチンだから、調子が悪いときも良いときもやることは変わらない、だから大きく崩れない安定的な成績が残せる・・言うのは簡単で、多くの選手がイチロースタイルを真似るらしいですが、ストイックな生活スタイルは結局は挫折してしまうそうです。
たしかに私のようなフツーの人間は、語るに楽しい仲間がいれば深酒もするでしょうし、面白い映画を見始めれば寝る時間も遅くなります。パソコンに向かって夜仕事をして気がつくと12時を回っているなんてのは日常茶飯事。本当は朝早い仕事なんだから、早寝早起きが最善の生活スタイルなんですが、これがなかなか守れない・・。イチロースタイルは真似できそうにありません。
先日発売された情報誌「OZマガジン（オズマガジン）5月号」にお店をご紹介いただきました。
すでに数人のお客様から「見ましたよ～」とお声を掛けていただいたのですが、発売日の翌朝に雑誌をご覧になって店頭へ和菓子をお求めにこられたお客様もいたりして、皆さんよくチェックされているなぁと少し驚きました。
「心潤す日帰りお出掛け」というタイトルで川越が取り上げられているのですが、このところのNHK「つばさ」効果といい、川越のメディア露出は日増しに高まるばかりですね～。
→オズマガジン（スターツ出版）
甘味処 川越 あかりや
→メディア掲載履歴
この週末は絶好の花見日和プラスＮＨＫの「つばさ」効果もあったのでしょうか、川越は多くの観光客の方で賑わいました。
この時期は毎年忙しいのですが、体感的にもなんとなく2~３割り増しくらいの忙しさだったような気がします。
ちょっとは花見気分を味わいたくて閉店後の8時過ぎに子供を連れて喜多院へ夜桜見物に出掛けました。日曜の夜なのでだいぶ人は閑散としていて、興ざめな派手な提灯飾りも消灯していたのがかえって良かったのか、見上げる桜の枝の合間からはお月様も顔を出し、じっくりと花見ができました。
本堂の近くにある桜の木などは、水銀灯だけで浮かび上がる風格のある幹周りと枝ぶりになかなか風情があるなぁと喜多院の桜の良さを再発見してしまいました。同じソメイヨシノでも花の付き方が色々あるものなんですね～。
ついに川越を舞台としたNHK連続テレビ小説「つばさ」が始まりました。
まだ2回分しか放映していませんが、すでに川越を訪れる観光のお客様はだいぶ増えているみたいですね～。漏れ聞いた話だと蔵づくりの町並みはだいぶ人が多く、観光協会にも問い合わせが相次いでいるようです。
雨風食堂もこの2日間は平日なのにお蔭様で多くのお客様にお越しいただきました。もともとこの時期は桜の花見をかねて散策されるお客様が多く、来店されるお客様も増えるのですが、ことしはこの「つばさ効果」がプラスされている感じです。
生まれ育った土地なのでドラマに出てくるのは当たり前の風景ですが、セリフの端々に「川越」が出てくるのはなんだかとても不思議な感じがします。これから暖かくなり本当の行楽シーズン。桜も花見もこの週末がちょうど良さそうです。
→NHK連続テレビ小説「つばさ」
川越散策に行こう！（観光案内）
甘味処 川越 あかりや
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