電子マネーの使われ方
普及の進んでいる電子マネーですが、先日NHKの番組で特集を組んで解説をしていました。
ゲーム業界のセガさんが経営しているゲームセンターで電子マネー対応のゲーム機で一定期間営業してみたところ、顧客データからなんと、総売り上げ額の4分の1を全来客数のたった2%でまかなっているのが分かったそうです。ある程度想定はしていたらしいのですが、現実的に数字が出ると改めて驚き、それによってそれまで行っていたすべてのお客様に均一に提供していたサービスをこの2%のお客様へ向けての独自のサービスにシフトしていったそうです。
先日の日記にも電子マネーはユーザー側は便利さを与え、企業側は強力なマーケッティングツールになると書きましたが、その通りの使われ方がされるみたいですね。例えば、コンビニではこのお客様は今月この弁当を購入するのは何回目だから、50円値引きする、といった独自のサービスをオンタイムでできるようになるそうです。
利便性が上がるというのは良いですが、便利さと引き換えになんでも情報を把握されているというのもあまり居心地のいいものではありませんね。