雨風食堂日記【甘味処 川越 あかりや店主の日々雑感】

2007年2月25日(日)

誕生餅(一升餅)を適正価格で宅配します!


tanjoumoti.jpg満1才のお子様・お孫様の誕生餅(一升餅)が宅配できるようになりました。今まではご来店のお客様にしかお売りできなかったのですが、これで遠方のお孫様などにもお送りいただけると思います。

前々から宅配できる体制が整っていたのですが、またまたホームページの作成がはかどらなくて毎晩、眠たい目をこすりながらの作業で牛歩のごとく、やっとUPにこぎつけました 😐

お子様がお餅を背負うのに使用できる風呂敷をお付けして、お祝いが終わったあとに切ってお召し上がるときのオプションとして自家製餡ときな粉もご用意しております。くわしくはできたてほやほやのページへどうぞ。

→誕生餅(一升餅)の宅配のページ
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2007年2月24日(土)

桜あん団子


sakuradango.jpg美容院などで女性誌はバックナンバーを捨てずにそのまま置いてあるところが多いのでしょうか。

先月、週刊女性自身のスイーツ特集でちょっと載せていただいたおしるこセットが全国からコンスタントにご注文いただいています。ふつう週刊誌というと情報が古くなると捨ててしまうような気がするのですが、たまに飲食店などで見かける雑誌や新聞のボックスを見ると確かにだいぶ前のものがありますよねー。

さて雨風食堂ではだいぶショーケースも春めいてきました。和菓子ですので餡にも春を感じさせてくれるものとして写真の桜あん団子。ちょっとかわってますが、このあんこ、桜の葉の塩漬けが細かく混ぜてあり、甘さと香りが絶妙なのです。この時代に1本70円ですよ!もちろん、店内でもお召しあがりいただけます。お抹茶と一緒にど~ぞ。

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2007年2月19日(月)

出没!アド街ック天国 「小江戸川越」


3月31日にテレビ東京の番組、「出没!アド街ック天国」で川越を特集するというので、今日、雨風食堂にスタッフの方々が取材に見えました。

川越は比較的コンテンツが豊富と思われるのに当店を紹介していただけるというだけで大変光栄なことです。しかも初めて知ったのですが関東だけでなく全国ネットなんですね~。そ、そんなメジャーな番組に出していただけるなんて、翌日の日曜日がちょっと恐ろしいことになりそうな・・。でもホントに有難いです。製造の過程から店の様子など丁寧に3時間弱くらいかけて撮影していただいたのですが、何せ慣れていないし朝仕事をしながらなのでキンチョーしました。果たしてどのような内容になるのか・・どうぞご覧ください!

アド街といえば、コメンテーターの山田五郎さんのファンなのですが、山田五郎という名前、芸名なんですよねー。昔、出入りしていた編集部にあこがれのモンブランのペンが落し物として保管されていて、よく見ると”山田”と名前が彫ってあったそうで、つい”山田です”といって拝借したとか・・。五郎は適当につけたそうで、これがホントのペンネーム。しゃれてますよね~。当店が出たらぜひ一言でもいいからコメントしてくれないかなぁ:lol:

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「ホテル・ルワンダ」と「嫌われ松子の一生」


話題にすっかり乗り遅れて昨年の映画2作を観ました。

「ホテル・ルワンダ」はあらすじは知っていたので、シンドラーさんや日本の杉原 千畝さんのような人の話なんだろうなあとは漠然と思っていたのですが、80~90年代にルワンダ内戦で50万人虐殺されているという事実や欧米主要国が自国の利権に関係がないと見捨てるという恐ろしさに背筋が寒くなりました。エンドクレジットの歌の詞、「アメリカがアメリカ合衆国ならアフリカはなぜアフリカ合衆国にならないのか、イギリスが連合王国ならアフリカはなぜアフリカ連合王国にならないのか」が妙に心に残りました。

「嫌われ松子の一生」はあまり期待していなかったのですが、正直びっくり、冒頭から凝った映像処理に引き込まれてしまいました。中島哲也監督、ぜんぜん知らなかったのですが、センスありますねー。脱帽です。全編に渡って手の込んだ映画だなあと思いました。原作は読んでいないので分からないですが、この内容をミュージカル仕立てで創るセンス、ポップアートなファッション・音楽、かなりの力量ですよね~。こういう人がいるなんて日本の映画界の未来は明るい!映画的には「ダンサー・イン・ザ・ダーク」に影響をされたとみますが、こっちの方がより洗練されていました。

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2007年2月15日(木)

ビミョーなサービス


たまに家族で回転寿司を食べに行きます。

マグロ好きなので、あまり栄養のバランスなんか考えないで次々とまぐろばっかり頼んでしまうのですが、ついこの間のこと、
店内はあまりお客さんがいなかったのですが、にぎってくれたお寿司の上にマグロの赤身が2枚重なっていたのです。といっても、一皿にフツーに2貫のっているうちの1つだけなので、無類のマグロ好きとしては「ああ、きっとサービスでのっけてくれたんだろうなあ」と解釈して一枚をお箸でとり、お造りを食べるみたいに口に運びました。

でも食べながら、よっぽどオレってマグロが好きそうに見えたのかなーとか、どうせなら3貫のっけてくれればなあー、とか食べておきながら勝手なことを考えてしまいました。にぎり寿司はシャリの上に1枚ネタがのっているから、にぎり寿司なんですよねー。ビミョーなサービスだなあと思ってしまいました。でもやっぱりマグロ好きとしてはうれしいですけど ;)(なんだ、このネタは!)

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2007年2月13日(火)

よもぎ香る草もち


kusamoti.jpg3連休は暖かかったこともあり、たくさんのお客様にお越しいただきありがとうございました。

ホームページをご覧になって来店いただいた方も多く、小江戸オリエンテーリングも数組のエントリーがあり、中には佐賀県からのエントリーも・・。皆様、見事全問正解でした!

忙しいとなかなか私は厨房から出られないことが多いのですが、店頭でお団子を焼いていると、お客様から「ブログの店主さんですか~?」とお声をかけていただいたり(これって少し嬉し恥ずかしです )、「地図、見やすかったです~」とホームページの感想をいただいたり、HPを見てお孫さんが故郷の甘いもの好きの祖父母様にプレゼントをするので通販の注文をしたいという心温まるお話をいただいたり、うれしいことが続くと思いきや、お会計伝票の裏に”これはおいしかったけど、こっちはもう少しこうした方が良い”というようなメニューについての有難いコメントをいただいたり(こういうのはホントに貴重で有難いご意見です)、お客様とのコミュニケーションの多い連休でした。

暖冬とはいえ、雪も降らずに本格的な春が訪れる予感のするこの頃ですが、雨風食堂の店頭も春の餅菓子が幅を利かせてきました。人気の草もちは山形県庄内地方産のよもぎをたっぷり使用しています。

昨年観た山田洋二監督の映画「武士の一分」で木村拓哉演ずる庄内藩の下級武士の主人公が目を悪くして気が荒くなっているところに、妻が町で買ってきたよもぎ餅を差し出すシーンがあるのですが、昔から名物だったのかなぁと思いました。

しぇば、あかりやのよもぎ餅はうまいのでー、一度たべてもらえばうれしいでがんす 😉
(おかしい使い方でしたらごめんなさい、ネイティブではないので・・)

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Filed under: 未分類 — 店主 @ 2:15:12
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2007年2月10日(土)

「闘病記」専門古書店・パラメディカさん


今日、お昼を食べながら何気なくテレビをつけたら、浦和にある闘病記専門の古書店を紹介してました。

店主の方は10年ほど前に奥様を乳がんで亡くされたそうで、その時に同じ病いで闘ってきた人の生の体験が知りたくていろいろと調べたそうなのですが、新刊・古本問わずその分野の扱いが冷遇されているのを知り、実際に患者さんが(または家族が)一番知りたいはずの、その病気を経験したことのある人の記録をいつでも調べられるようにすべきではないかと考え、開店にいたったそうです。

店主は苦労されて膨大な量の古本を集められ、名前を聞いたことのないような難病も含め、ひとつひとつ病名ごとにインデックスをつけているのですが、困るのが本の題名。闘病記というのは題名だけだと何の本だか分からないものが多いそうなのです。そう言われてみるとそうかもしれないですね~。

この書店も実際は副業としてのネット通販なのですが、(そういうスタンスもとても共感してしまいます)同じように本を求めている方の検索依頼にとどまらず、その活動の反響は大きく、今では病院によっては闘病記専門の本棚を設けて患者さんが自由に読めるようにしているところもあるそうです。ビジネスとはいえ、心根に頭が下がります。

「闘病記」専門古書店・パラメディカさんのホームページ
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Filed under: 未分類 — 店主 @ 1:48:52
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2007年2月7日(水)

ひな人形


hina.jpg「丹念に拾い集めたつもりなのに、足の裏でぐしゃりと音がした。節分の夜にまいた豆がしばらくは家のあちらこちらに残っているのは毎年のことで、暦の春はいつも足の裏から訪れる」
(2月6日付・読売新聞コラム・編集手帳より引用)

さらっとこんな文章を書いてみたいなあといつもながら竹内さんのセンスに感服して、節分も立春も過ぎたので、 雛人形を飾りました。

子供が生まれたときに、薄給のなかで出来るだけ気に入った雛人形を求めようと何店舗も回ったすえにめぐり会った人形です。いわゆる今はやりの省スペース型の親王飾りなのですが、顔の表情や全体のバランスがセットによって違うんですよね~。毎年箱を開けるたびに、当時のことが思い出され、気に入ったものが購入できてよかったなーと感じます。

なによりも子供がすくすくと元気に育ってくれることを願ってやみません。

甘味処 川越 あかりや
 

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Filed under: 未分類 — 店主 @ 13:03:15
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2007年2月5日(月)

おしるこ


osiruko.jpg週末はイベントとしてすっかりメジャーになった節分の恵方巻きの販売と、週刊誌にお店をご紹介いただいたこともあって、たくさんのお客様にお越しいただきありがとうございました。HPで恵方巻きのご案内と予約を承っているのですが、今年は一日で4200人を超えるアクセスがありビックリしました。ほとんどの方が今年の方角を知るためにアクセスしているみたいですけど(泣笑。。

今日は週明けの月曜日とあって昼の一時だけの忙しさで、午後は製餡作業とその他の製菓に追われていました。

昼過ぎに年配の男性のお客様がおしるこを召し上がっていたのですが、おかわりをなさって二つ目をお持ちすると、
「おたくのおしるこはおいしいね~。甘いものが好きで色々な店を周っているんだけど、なかなか気に入る店がなくて・・川越においしいお店があると聞いたので鶴瀬から来たんだ」
とおっしゃってくださいました。

何回も書いてますが、お客様のおいしいという一言がなによりの喜びでやりがいでもあります。冬のつらい早起きもなかなか休憩もとれない重労働も、その一言でどれだけ救われるか・・。まったく有難く、細かいことで悩むこともありますが、やりがいのある仕事をさせていただいていることに感謝する日々です。

甘味処 川越 あかりや

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Filed under: 未分類 — 店主 @ 23:53:49
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2007年2月2日(金)

それでもボクはやってない


周防正行監督の話題作、「それでもボクはやってない」を観に行きました。妻が先週観に行き、先を越されてしまっていたので、あまのじゃくな私としてはどうしようかなあと思っていたのですが、あまりにも前評判が良いので、映画好きとしてはチェックしないわけにはいきませんでした(笑。

ストーリーは、女子高生に電車内で痴漢行為をしたと間違われ、冤罪に苦しむフリーターの青年の裁判劇です。周防監督はこれを映画化するために何回も実際の裁判を傍聴されたらしく、かなり忠実に現在の日本の刑事裁判の実態を描いていると思われます。

罪を認めれば罰金だけですぐ出てこられたり、取調べで言いもしないことを捏造されたり、実際の裁判では揚げ足をとるような尋問をされたり、よくドラマで見聞きすることではありますが、もし自分だったらどうするだろうか?と少し背筋が寒くなる内容でした。

裁判所というのは真実を明らかにする(真犯人をつきとめる)所ではなく、有罪だと告発をする検察側の主張に対して本当に有罪であるのかというのを吟味する場所でしかない、(英語でいうところのguilty or not guilty,有罪かもしくは有罪でないのかという意)というのがおそらく監督が一番いいたいとこなんだろうなあと思います。

2時間を超す、短い映画ではないのですが、つい感情移入して見入ってしまうのであっという間にエンディングでした。そういう意味では面白い映画なのでしょうが、いつもながらの個性派ぞろいの役者さんが好演していながらも、私はどことなくルポルタージュを観ているような気がしてなりませんでした。リアリティーを追求するのも良いですが、映画なのですからもっとエンターテイメント色があってもいいなあと思いました。特にストーリーの核でもある弁護士役は紋切り型で面白みがなく、デフォルメしてでも周防監督ならではのユーモアをもっと出して欲しかったです。

センスのある監督が、こういう社会派の映画をつくるのは映画ファンにとってうれしいことですが、亡くなった伊丹十三さんのスゴさを思い出したのは私だけではないはずです。

甘味処 川越 あかりや

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Filed under: 未分類 — 店主 @ 1:22:23
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