雨風食堂日記【甘味処 川越 あかりや店主の日々雑感】

2006年12月26日(火)

クリスマスのあまのじゃくパワー


昨日の日曜日、安住紳一郎さんのラジオ番組を聴いていたら、世間がクリスマスに浮かれている風潮をちょっと冷ややかに見ていることを面白く話してました。彼は自分のことをあまのじゃくだと言い、クリスマスはあまのじゃくパワーが一年で一番発揮される日だそうです(笑。

また、選挙の際に行われる裁判官国民審査であえてバツをつける人間は、だいたいクリスマスの風潮を冷めた目で見ているというのです。なかなか言い得て妙というか面白いこといいますよね~。それと今までの片想いの恋愛話や不遇なクリスマスの話には笑ってしまいました。:lol:

片想いといえば日曜の有馬記念、ディープインパクトの引退レース。夢をありがとう!と涙ぐむ観客までいたそうですが、あれだけダントツに強くても凱旋門賞を再挑戦するでもなく、あっさり馬主の意向は引退→種牡馬。日本競馬界への使命感、といえば聞こえはいいですが、ビジネスの匂いばかりして、ファンの方は向いていないような感じがする私もあまのじゃくでしょうか。
オグリキャップのほうが感動したなあ。

甘味処 川越 あかりや

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2006年12月23日(土)

席が増えました!


desk1.jpg今日から、店内のテーブル席がひとつ増えました。以前から、繁忙期には満席でどうしてもお待たせすることがあり、お席が空くまで待って頂く椅子を6脚ほどご用意しているのですが、心苦しく思っていました。(こちらにとってはとても有難い話なのですが)

増えたといっても2人分だけですが、これからの年始の混雑時などお待たせするお客様が少しでも減るように、さっそく効果が現れるのを期待しています。

ちなみにテーブルと椅子は光製作所のものを使っています。堅牢かつデザインもシンプルで傷も付きにくく、とても気に入ってます。ただ、同じ椅子が生産終了になってしまっていたので、座面の生地を合わせて特注で作っていただきました。

設置してみると、なんで最初からここにもうひとつ設置しなかったんだろう?と思うくらい違和感がないのには驚きました。スペースに余裕があったんですね~。

甘味処 川越 あかりや

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2006年12月22日(金)

朱里ちゃんへの募金、目標額達成


わずか3歳で拡張型心筋症に苦しむ川越の朱里ちゃんための募金ですが、先日、目標額1億円を達成しましたと事務局からメールがありました。

1月の下旬にドイツの病院へ行くことも決まったそうで、病状は予断を許さないのはかわりませんが、少なくとも金銭的な問題は明るい兆しが見えたようです。これからも予想外の出費に備え、振込みによる募金は継続したいとのことですが、とりあえずの一区切りということで、当サイトのリンクのバナーは外します。

ご覧になって募金の善意を届けていただいた方、ご協力ありがとうございました。
なにはともあれ、朱里ちゃんが早く元気になりますように。

甘味処 川越 あかりや

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2006年12月21日(木)

青島幸男さんと一生のお付き合い


今日は定休日だったのですが、年賀状を作ったり、インフルエンザの予防接種をうけたり、年末年始の準備やたくさんご注文をいただいている通販業務などをこなしているうちにあっという間に日が暮れてしまいました。

ニュースで元東京都知事の青島幸男さんが亡くなったと知りました。特に思い入れがあるわけではないのですが、私の持っている調理師と製菓衛生師の免許状は都内で修行中に取得したので、当時の都知事である青島幸男さんが発行したものです。

これらの資格はとくに更新などがあるわけではないので、私は一生、東京都知事 青島幸男さん(これが、大きく書いてあるんです~)が発行してくれた免状とお付き合いするんですよねー。都知事はもちろん任期があるし、発行した免許など本人は何の意識もしていないのでしょうけれど、受け取るほうは一生のお付き合い。縁って不思議ですねー 😐

甘味処 川越 あかりや

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2006年12月18日(月)

全国こども電話相談室


今日の朝、ラジオでこども電話相談室を聴いていたら、小学校のHPの掲示板に「おまえなんか死んだほうがいい」と自分の氏名をさらされて悩んで電話してきた子がいました。

相談の回答者は一様に「そういう悪口を書く人間はかわいそうな人間だと思いなさい」、「インターネットなんて見ないほうが気が楽ってこともあるよ」のようなトンチンカンなことを言ってました。(そういう気構えは大事ですが)

おそらくインターネットの掲示板について何の知識のないままに回答しているんだろうなあと感じましたが、何よりもまず、掲示板の管理者に個人名を挙げた誹謗中傷文を即刻削除するように依頼するのが筋ですよねぇ。 😡

そんな管理もできないような学校の掲示板なんて設置しないほうが良いに決まっているし、子供が頼んでも動かないような教師なら、回答者がその場で電話してあげるくらいの気構えがないと、いじめによる自殺問題の切迫している状況のなか、こども電話相談室なんて名前はつけるべきではないと思います。

こういう誤解が電波にのって、インターネットの負の部分が強調されていくんだなあとラジオを聴きながら、ブツブツ言っている店主でした。

甘味処 川越 あかりや

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2006年12月16日(土)

グリーン・モンスター


元西武ライオンズの松坂投手がボストン・レッドソックスと6年で約60億円超の契約を結んだそうですね~。あまりにも現実離れした金額でピンときませんが、西武球団に支払う交渉権獲得の入札額を含めると一野球選手に約110億円を投じるそうです。ビジネス的に高いのか安いのか分かりませんが、米国の富の集中には驚かされますねー。

レッドソックスといえば、本拠地、フェンウェイ・パーク。この球場、メジャーリーグの球場としては一番古い1912年オープンだそうです。左翼までの距離が短く、本塁打が出やすいため、なんとレフトだけ10メートルを越える高~い緑色のフェンス(その名もグリーン・モンスター)があり、そこに打球が当たるたびに中継を見ていても、「バン!」と、ブリキ板に球が当たるような大きな音が聞こえます。なんとも草野球っぽくていいですよねぇ。

しかし、野球の球場ってなんで大きさが決まっていないのでしょう。あれだけ合理的な国で発祥したスポーツなのに、本拠地の球場の広さがまちまちで、そこで一律に本塁打王を争うなんて不思議ですよねー。:roll:

甘味処 川越 あかりや

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2006年12月14日(木)

硫黄島からの手紙


話題作、「硫黄島からの手紙」を観に行きました。

2部作の前作、「父親たちの星条旗」が良い作品だったので、なかなか同じレベルの作品を作るのは難しいだろうなあと漠然と思っていたのですが、こちらも一流の作品でした。

鑑賞後に一番強く思ったことは、本当にこれがアメリカ人の作った映画なのか、ということです。今まで、いや現在でも西洋人が日本人を描く映画は、どこか勘違いしたものが多いのが実情ですが、エンドクレジットに松竹や東映の文字がでてくるのではないかと思うくらい日本映画っぽかったです。これは本当にスゴいことだと思います。

肝心の映画の中身ですが、まさに戦争の悲惨さ、不条理さを徹底的なリアリティーをもって描いています。(スピルバーグは映像的に徹底的なリアリティーを演出するために重要な仕事をしていると思います) 前作でもそうでしたが、英雄を作り出すわけでもなく、ただ淡々と地味に硫黄島を死守する日本兵の立場を冷静に見つめているわけです。

陳腐な戦争映画にありがちなヒーローを否定し、たとえば米軍側に投降する兵士があっさりと殺されていまうシーンや前作の味方の弾に当たり死んでしまうシーンなど(ここで、スピルバーグなら助けているだろうなあというシーンでもあります)、戦場での人間の行動の本質を説いているように感じました。アメリカ側、日本側のそれぞれの視点からの2部作というところに、イーストウッドさんが一監督、一俳優でありながら、リベラルでかつとても硬派なジャーナリストなんだなあと強く感じました。

よく言われることばですが、賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ。こういう冷静でフェアな視点の戦争映画はぜひ、中学生くらいに学校の授業で鑑賞させるべきだと思います。


甘味処 川越 あかりや

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2006年12月13日(水)

お正月のお餅の宅配とご予約


kagami.jpgおかげさまで、お正月のお餅のご予約が好調です 😉

宅配(通販)も連日、各地からご注文をいただいており、一度試しにご注文いただいてから年末のご注文を再度いただいたり、昨年からのリピーターのお客様もおられ、全く有難いかぎりです。

人気のあわ餅も引き続き好評で、店内であわ餅ぜんざいを召し上がってそのままご予約をいただいたり、ウチはお正月のお餅は白いのはやめてこれだけにしちゃったのよ~という年配の方もおられるくらいのメジャーな存在になってきました。

鏡餅は当店のはいわゆる真空パックのではないので、ふつーに飾ればヒビも入るし、完全無添加ですので何日かでカビも生えるのですが、飾っているときの風情が真空パックとはぜんぜん違います。ぜひお試しをー!

ホント今年のもち米は毎朝搗いていて気持ち良いくらい、いい出来です。風味のよさと旨み、杵つきならではの食感、ぜひ餅は餅屋!を体感してください。

→お正月のお餅の宅配ページ
→お正月のお餅ご予約ページ(ご来店のうえ、受け取り可能なお客様)

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2006年12月11日(月)

カレー南蛮うどん始めました!


nanban.jpg暖冬とはいえ、だいぶ寒くなってきましたね~。

新メニュー「カレー南蛮うどん」をはじめました。今日も師走とはいえ、人通りははっきり言って少なかったのですが、そんな状況にもかかわらず、遠方からHPを見て来店してくださったお客様が何組か来られ、まったく有難いなあと思いましたm(__)m

新メニューもさっそく今日はいくつもオーダーをいただいて幸先よいスタートとなりました。カレーソースをベースに色々と手を加えるのですが、秋から始めて、ああでもない、こうでもないとなり、開発(っていうとオーバーですが)に結局2ヶ月ほどかかってしまいました。

試食で毎日カレーが続き、インド人になってしまうのではないかと焦りました 😉
そんなわけでちょっとした自信作です。単品で670円。あんみつとのセットで880円となります。
こころも体も温まってください!

甘味処 川越 あかりや

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Filed under: 未分類 — 店主 @ 2:10:54
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2006年12月10日(日)

人体の不思議展と夏目漱石


新聞で人体の不思議展をさいたまスーパーアリーナで開催していると知りました。

 もう10年くらい前になりますが、上野の博物館でやはり同じイベント名で人体標本展をやっていて、とても興味があったので見に行きました。人体標本というと昔、理科室でよく見たホルマリン漬けのくさ~いのを連想しますが、そうではなくプラスティネーション(Plastination、今はプラストミックと言われてるんですね)と呼ばれる人体の水分を樹脂に置き換えて、そのままの状態で展示したり、断面を見せたりする方法です。

もちろんその当時ではかなり珍しい標本で、へぇ~を連発して見ていたのですが、忘れられないのが人体を脳天からつま先まで中央部分を1センチくらいの厚さにスライスした断面標本です。リアルな臓器の構造などに感心しながら何気なく次に向かおうとして、ふとその標本を横から見たら、1~2センチくらいのスライスでもどんな感じの人(人種とか)だか分かるんですよね~。白人のすこし太った方でした。よ~く見ると体毛とかも残ってました。ちなみにこれらの献体はもちろん、生前からの意思によるものです。

こういう風に書くと見せ物みたいですが、病変した臓器や漠然と絵や模型でしか知らなかった人間内部の複雑な構造をリアルに見せられると、不思議のもので「からだ大切にしよ~っと」と思ってしまうから面白いものです:roll:

そのときは同時展示で、なっ、なんと、夏目漱石の脳のホルマリン漬けも展示されていたのですが、当時の日本人の平均の脳の質量に比べてだいぶ大きいと書いてありました。

今回のイベント、ホームページにいくつかの標本写真が載ってます。ちょっとショッキングかもしれませんが、興味のある方はどうぞ。

 →人体の不思議展のホームページ

 

甘味処 川越 あかりや

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Filed under: 未分類 — 店主 @ 2:26:52
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