絲山秋子さんの沖で待つを読みました。
とても読みやすい文章で、作者が自分と同年代でしかも（私もそうだったのですが）メーカーの会社員だったらしいので、作中の描写の随所に懐かしさをおぼえました。そういえば、女性総合職がもてはやされた時代がありましたねー。
主人公の仕事仲間、”太っちゃん”も、実は私もサラリーマン時代に同期の同じような体型の友人を過労死で亡くしているので、久しぶりに彼のことを思い出しました。もう遠い記憶になりかかっていますが、仕事仲間って（とくに同期って）、いいですよね～。
絲山さんの作風は特に目新しいものがあるとは思いませんが、クールな感性でシンプルに時に辛辣に、時代を切り取っている感じがします。もうひとつの短編「勤労感謝の日」もおすすめです。
先日、ソニーに引き続き、今度は松下が新しいデジタル一眼レフレックスカメラを発売すると聞きました。とうとう家電メーカーが一眼を売る時代になったんですねー。
わたしも以前からカメラ好きで（というより写真好き）、現在、35ミリのフィルム一眼をマニュアルフォーカスとオートフォーカスで2台、デジタル一眼を１台使ってます。
ホームページの写真はすべて自分で撮影しているのですが、パソコンに取り込みやすいのでほとんどデジタル撮影です。先日、久しぶりに昔のアルバムを見ていたらフツーのネガフィルムからのプリントですが、銀塩写真ってきれいだなあと再認識してしまいました。いくらデジタルカメラの解像度が1000万画素だとかいってもやはりプリント時の色再現とは別問題。いいレンズで露出のばっちり合った銀塩写真の美しさは筆舌に尽くし難いです。
こういうコトを書いてると、いつまでも古いものにこだわってるオヤジみたいですが、私はデジタルカメラも大好きです。なによりバンバン撮れる気軽さがいいです。それと、これはデジタル一眼レフカメラから写真を始めた人には、あまりピンとこないかもしれませんが、デジタルは撮影技術をマスターするには実はもってこいです。
いや、写真を勉強するにはマニュアル一眼からはじめないと・・と写真が好きな方に怒られそうですが、昔は失敗写真を撮ってそのヘタクソ加減を知るには、たとえ露出情報などをメモして上達を図ろうとしても現像→(ネガの場合は）プリントというプロセスが必要でした。それが今では撮ったその場で、モニターを見ながら、やれこの露出ではアンダーだったとか、ボケ味が足りない、構図がマズかったとかが分かるわけです。(ピントの甘さは大きいモニターでの確認が必要ですが・・）カメラの構造とオペレーションを理解するのは前提ですが、その場で撮り直しをすることによって確実に撮影技術は上がっていきます。
まあ、これは反面、あまりにも気軽に撮り直しがきくので、撮影の緊張感がなくなり無駄ショットが増えて写真の醍醐味がなくなるというデメリットもあるのですが・・・。
緊張感といえば、先日、雑誌の取材でプロのカメラマンが雨風食堂にいらっしゃったのですが、その方は商品写真をライトを使った撮影ながらハンド（三脚を使わずに）でフィルムカメラを使用して撮影されてました。最近は取材でもデジタルカメラの方が多いですが、こういうのってプロっぽくてかっこいいですね～。
甘味処 川越 あかりや
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ネットで買い物をしたり、オークションで落とした品物の代金を送金したりするとき、ネットバンキングは便利ですよねー。
一時期、デジタルディバイドなんて言葉も出てきましたが、ネットを利用すると得をするという図式がこれほど分かりやすいサービスもないです。なにせ、窓口にわざわざ出向いて時間をかけて振込みをするより、家に居ながらにしてパソコンで済ましたほうが手数料が割安なわけですから・・。
私は以前から新生銀行のサービスを利用しています。ここの特徴は口座を持てばなんと月に5回までどこに振り込んでも手数料が無料なのです。ネットバンキングとういうとセキュリティーが気になりますが、私が他の銀行のサービスと比べた限りではかなりノウハウの先端を行っているような気がします。
店舗は少ないですが、金融商品も豊富ですし、入金も郵便局やセブン銀行のATMから無料でできますし、私のようにネット通販やオークションに必要な最低の金額だけ入金しておくなんて使い方もおすすめです。
甘味処 川越 あかりや
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海堂尊さんのチーム・バチスタの栄光を読みました。
バチスタとは拡張型心筋症を治すための心臓移植の代替手術で、体中に血液を送るポンプの役割をする心臓の伸びきった心筋を切り取って肥大した心臓を小さく作り直すというとても難易度の高いものだそうです。成功率は約６割で、手術の創始者がバチスタ博士ということからこの俗称になったそうなのですが、この本の作者も実は現役のお医者さんです。
というのも、文中に医学用語がたくさん出てきて手術の場面などは記述が詳細で臨場感があります。恐らくごまかしなく現場の状況を小説の中で再現されているのだと思います。(素人にはそうに違いないとしか言えませんが・・）
ただ、筆致はムム～？という感じでした。物語の内容は日本のバチスタ手術のドリームチームが連続して術死を出してしまい、内部監査でその原因を追究するという、ミステリーとしては興味深いテーマだったのですが、展開はいまひとつ面白さにかけました。途中で個性的なキャラクター(役人なんですが）が出てきて少し面白くなるのですが、奥田英朗さんの小説に出てくる伊良部医師の２番煎じのようだし、チームバチスタのエースの医師なんかは人物造形がうすっぺらいようにも感じました。
しかし、小説の内容は別にしても、こういった医学の進歩でなしえる最先端の手術ってスゴいですね～。たまにテレビで神の手などと評されてますが、無条件にスゴいなあーと感嘆してしまいます。なによりも人の命を救ってるんですものね。頭が上がりません。
梅雨もいよいよ本番ですね。こんな天気なのに今日も雨風食堂には何組もお客様が見えられてホントにありがたい限りです。
先日、ウィルコムのＰＨＳを使った通信費節約術を少し書きましたが、今日は第２弾です。
夫婦での連絡用でケータイを持たれている方やカップルで通信費を気にしないで思う存分話したい方などにお奨めです。
ウィコムには定額プランという月額2900円でメールの送受信無料、ウィルコム番号（０７０）への通話無料というのがあるのですが、これを例えば夫婦で２台持つと２台目は月額2200円となり、合計5100円のみでお互いの通話が無料になり、メールもどこに送受信しても無料なわけです。（カップルはファミリーではないですから合計5800円です）とまあ、いわゆる携帯電話に比べたらだいぶお得で、現在ウィルコム加入者が増えている理由にもなっているサービスなのでここまではフツーです。
さてこれからがポイントなのですが、実はウィルコムには”安心だフォン”という３回線発信限定の防犯ブザーつきの電話があります。主に使いすぎを気にする子供や、営業マンに会社が持たせるとか簡単に発信できるのでお年寄りに向けた商品ではないかと思うのですが、なんと月額1029円なのです！この端末はブラウザは付いていないものの、メールはどこにでも送受信は可能です。（追記→現在はさらにスタイリッシュな対応端末が出ています）
しかも複数割引サービスというのもあって、ウィルコムを家族で複数使用しているとそれぞれの基本料金が210円割引となるのです。ただしこれは定額プランのみ適用不可ですのでフツーのブラウザつきＰＨＳ（定額プラン）と安心だフォン（定額プランではない）の計２台で合計3719円となるわけです。これで定額プランから安心だフォンへの通話は無料になり、ホントに節約したければ安心だフォンから連絡をとる場合はワン切りしてかけ直してもらえばいいわけです。カップルでもこの方法ならば月額3929円でなんとか喋り放題になるわけです。
どうですか？セコいじゃなかった、お得でしょ！
えっ、３回線限定なんて不便で使えないって？そうくると思ってました（笑。
ご安心ください。実はここが最大のポイントなのですが、この安心だフォンは契約するときに3回線分の電話番号を登録する必要があり、一度登録してしまうと変更するのにお金がかかります。2つはもちろんよく発信する番号を登録するのですが、3つ目はフュージョン・ネットワークサービスのスーパーテレフォンのアクセスポイントにするのです。
これはインターネット回線を使用した音声通話サービスで、アクセスしたあとにかけたい電話番号＋♯だけで海外にでもどこでもかけられます。しかもこのサービスの良いところは完全従量制のみの料金で基本料金が不要なのです。（月に一度のカード払いにできます）だいたいアクセスポイントへの通話料金と一般電話への合計で20円くらい（１分）という気軽さです。なんとアメリカにかけても同じくらいです。
先日書いたウィルコムＡＤＳＬ（５０Ｍ）サービスで自宅のインターネットを楽しみながらブラウザ付きのフツーのＰＨＳと何処にでもかけられる安心だフォンの計2台を持ちながらマルチプラン＋複数割引を適用して、すべてコミコミの合計で6504円という安さです。ＰＨＳは音も良いし、フルブラウザ搭載モデルも多いし、パソコンのpop3/smtpメールも送受信できるのでので言うことなしです。
いかがですか？ウィルコムを使ってのトータル通信費スーパー節約術。
お得だと思いませんか？
甘味処 川越 あかりや
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この間、店内の麻のれんを夏用の涼しげな色に模様替えしました。ちょっとしたことですが何となく気分も一新します。
この暖簾というシロモノ。縄のれんとか綿のものとかありますが、ウチの場合は麻でないとダメなんです。というのも、雨風食堂は店頭販売とホール（喫茶部分）のふたつのスペースを同時に気にしていなくてはならないので、麻のれんの透け具合が絶妙なのです！お客様（外側）から見ると微妙に中が暗いので人が居るのは分かるくらいのレベルで見えず、かつ厨房側（中側）から見ると外が明るいのでよ～くお客様が見えるのです。
しかも風合いがなんとも味があり、モノ自体軽いので通るときも邪魔にならず良い事づくめ。
日本独自のスグレものですね！
甘味処 川越 あかりや
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仕事でほとんど一日中お店に居るのでケータイ電話はあまり持つ必要もないのですが、そうは言っても通販の受注メールを転送で受け取ったり、休みの日とかの事を考えるとやはりあると便利なのでウィルコムのPHSを使用してます。音もきれいだし、月額料金が割安なので気に入ってます。
ネットのプロバイダーを替えるとこの前の日記に書きましたが、実はDTIからウィルコムのADSLサービスへの乗り換えです。ウィルコムを使用している方はご存知だと思いますが、マルチパックというプランがあることに最近気が付いたのです。まず音声コースの定額プランというのがあって、月額2900円でウィルコム間の通話無料、Eメール送受信無料という現在ウィルコムが大躍進している要因になっているプランがあるのですが、これと50MのADSLサービスを組み合わせるとなんと全てコミコミで合計5685円という安さなんです。（ただし、メアド取得は別途300円必要）今、ＡＤＳＬ環境で特に不便を感じない、ウィルコムユーザーの方にはお奨めです。お得だと思いませんか？
しかもADSL開始にかかるイニシャルコストが6月中に契約すればキャンペーンで無料です。
それと、商売をされていて夫婦でケータイを持たれている方やほとんど通話というより呼び出し連絡用で使われている方、またはできるだけ通信費を抑えて会話を楽しみたいカップルの方、ウィルコムを使ってかなりお得な通信費節約術をちょっと発見しましたので今度また書きたいと思います。
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今年も水ようかんが好評です！
世の中に水ようかん数あれど、やっぱり街の和菓子屋の水ようかんは別格です。
なぜか？というとスーパーとかで流通させているわけではないので、日持ちをさせるために糖度をあげたり、固く作り上げたりする必要がないので、口の中でスーっと溶ける水ようかんならではの清涼感が楽しめるからです。
雨風食堂内でももちろん召し上がれます。お抹茶とセットでど～ぞ！
甘味処 川越 あかりや
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わけあって、ADSLのプロバイダーを替えることにしました。
新しいところに切り替えるのにどうしても空白の期間ができてしまうのですが、その間はダイヤルアップに逆戻りです。使い慣れたデスクトップマシンはＢＴＯでモデムが付いてないので、ノートでネットにつないでるのですが、あの”ピー、ガーガー”という音は妙に懐かしいですね～。
いままで使っていた回線が実効速度で下り20M以上のスピードが出ていたので、なんだか新潟にスキーに行くのに関越高速が全線通行止めで下の道で行ってくれといわれてるようで、あまりのスピードの違いにびっくりです。慣れって恐ろしいですね～。
関越で思い出したのですが、私がいままでの人生で体験した一番ひどかった交通渋滞。夜の10時に川越を出発して関越を使って尾瀬にスキーに行こうとしたのですが、高速に乗ったとたんに車列がピタッと止まり、なんと積雪のため先のICで通行止め、高速を下りようにも下りられず結局尾瀬のスキー場に着いたのは何時だと思いますか？
次の日の昼12時くらいです。
まあ、ネットにつなぐのに14時間はかかりませんが・・・（笑
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