川越の一番スゴい人
川越に住んでいる人で一番スゴい人は誰か?と尋ねたら、人によって価値観も違うし、何をもってスゴいと定義するのかあいまいなので語弊があるかもしれません。
しかし、わたしは断言します。
川越市民の中で一番スゴい人は登山家の田部井淳子さんです。
たまにテレビのコメンテーターとして見かけるので顔を見れば”ああ、あの人かぁー”って分かる方もいらっしゃると思いますが、見かけはフツーのおばさんです。(田部井さんごめんなさい。。)
何がスゴいのかといえば、一言でいえば世界で初めてチョモランマ(エベレスト)の頂に登った女性なのです。
チョモランマに初めて登頂したのは、1953年のイギリス人・ヒラリーと案内役のシェルパ民族・テンジン・ノルゲイですが、それから22年後の1975年に田部井さんが登頂しているわけです。
言い換えれば、人類史上で初めて地球上で人間が行ける一番高いところに登った女性なのです。!!!
さらに言い添えれば、本当に世界で初めてチョモランマに登ったのは実はジョージ・マロリー(あの、そこに山があるからという有名な言葉を残した人です)ではないのかという論争もあって男性ではヒラリーかマロリーかいまだに謎と言われているのですが、女性は間違いなく田部井さんなのです。
どうですか?スゴいでしょ。そんな人が川越に住んでいるんですよ!
8000M級の山に登るということは、死ぬことを覚悟して登ることです。
以前、私は田部井さんの著書を読んだことがあるのですが、たしか雪崩で何百メートルも流されたりして危うく命を落とすような体験をされていると思います。チームを組んで挑み、実際に登頂する人間も高度順応がうまくいき、体調が良い人が選ばれるので、運もあるとは思いますが、田部井さんはチョモランマのあともマイペースで世界の頂をのぼり、なんと7大陸の最高峰を制覇した初めての女性でもあるのです。
今日はまた山ネタになってしまいました。
しかも好きなことなので熱くなってしまいました~(笑
田部井さん、今度ぜひ雨風食堂にいらしてくださいね。
そして、ぜひサインください(←思いっきり、ミーハー)
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