騙されてばかり・・
長良川で有名な伝統漁法「鵜飼い」で、人間に操られるまま文字通り「鵜呑み」にして魚を捕獲し活躍する鵜ですが、この鳥、川で活躍していながら実はもともと海で生活している海鵜(川鵜という種類もいます)なんですね~。
以前にテレビで見たのですが、その鵜飼に使うための海鵜を捕獲する方法がまた面白いのです。海沿いの断崖絶壁に棚田のような形で少しせり出したスペースに、生きている海鵜をおとりとしてくくりつけて仲間が休んで居るように見せかけ、飛んで来て一休みしているところを後ろに息を潜めて隠れている人間が長い柄にクイっと鵜の足を引っ掛けて捕まえるのです。
今朝もその捕獲の模様をやっていたのですが、場所は茨城県らしくその捕獲場所を今度一般公開するそうです。もちろん捕まえるところは見られないでしょうが、あまのじゃくな私としては鵜飼いよりもこちらの捕獲を一回でもいいから見てみたいものです。
だけど鵜からすると、本来暮らしているところから拉致されて、縄でくくられ、せっかく一生懸命捕まえた魚を取られて、なんだか踏んだり蹴ったり・・。 騙されっぱなしで気の毒ですねぇ(笑