高所平気症
世の中には知らないことがいっぱいあるなぁと思わずにはいられない言葉でした。
高所平気症とは文字通り高所恐怖症の全く逆の意味で、ちかごろ高いところから幼児が転落する事故をよくニュースで耳にしますが、その原因となっている症状のことだそうです。
赤ちゃんの頃から高層階で育ち、あまり外に出ないでベランダなどを遊び場にしている子供はその環境に慣れてしまい、通常の発育段階で得られる高さや奥行きなどの感覚が未発達になり、高さに対する恐怖心を抱かない人間になるそうです。人間は怖いからこそ慎重になり高所から落ちなくなるのであって、この感覚が欠如した子供はベランダの柵などによじ登っても足がすくまず、転落するというのです。
この感覚はふつうは公園などの滑り台やブランコなどの遊びによって育まれるものなので、もちろん高層階に住んでいるから必ずそうなるのではなく、親が出不精で子供を公園などに連れて行かない(まあ、最近は公園も安全面で問題がありますが・・)ことなどに原因があるそうです。
私は年をとるに連れて高所恐怖症になっているなあと感じるのですが、よ~く考えてみるとそれは飛行機だったり、高い観覧車だったりするので、どちらかというと人間恐怖症かもしれません 😉
所詮、人間の作ったモノやシステムなんていつかは壊れたり過ちを犯しますし、そもそも人間っていい加減な動物ですものね~。どちらかというと大切なのは、間違いがあることを大前提にしてチェックしたり、モノづくりをするってことですよね。。