インサイド・マン
スパイク・リー監督の映画「インサイド・マン」を観ました。
銀行強盗モノのクライムムービーなのですが、あまり説明的ではなくて、ウィットに富んだ大人向けの面白い映画でした。
犯行の手口は斬新ながら途中で分かるのですが、犯人の動機の背景や俳優の演技力、しゃれた演出、人種問題を絡めるあたりの社会性、なかなか見せてくれます。デンゼル・ワシントンは幅のある役者ですねぇ~。
おそらく、ぼうーっと観ていると消化不良のまま終わってしまうと思うので、そういう意味でDVDはお勧めです。
私はあの穴の意味が分かったときにとてもすっきりしました。それを使うときのように(笑
しかしあのタイミングのセリフ、配管が見えるあたりもうまい演出ですよねー。
最後の宝石の使い方、すべてが分かったときの題名の意味。ほんとにうまいなぁと感心しました。