メールソフトの共有化(一元化)
先日購入したLAN接続型ハードディスクを使用して、複数PCでのメールソフトの共有化(一元化)をしてみました。
通販の業務などをしていると特に感じるのですが、複数のPCでメールソフトを使用していると、このお客様にはどのようなメールをお出ししたかな~とか知りたくても「あっちのPCで送信したんだっけなあ」とか、「このあいだ作成したメールのテンプレートはあっちのPCだったよなあ」ということになりがちで、あまり効率的ではありませんでした。
そこでメールソフトの受信トレイや送信済みトレイやテンプレートをどのPCを立ち上げても同じ状況にできないかと考えました。ググってみたら同じことを考える方はやはり居て、LAN接続型のハードディスクを使用して可能なことが分かりました。ただ、メールソフトはmozillaの私が愛用しているサンダーバードを使用した方法です。アウトルック系は簡単には出来ないかもしれません。
方法としては、サンダーバードのソフト内のプロファイルと呼ばれる、メールデータやアカウントなどの個人情報を格納したファイルがあるのですが、これをLAN接続型のハードディスクの中に移動して、それぞれのPCのサンダーバードのプロファイルを参照するためのiniファイルをテキストエディタで書き換えるだけです。
プロファイルの場所や書き換え方はヘルプに詳しく載ってますので、そんな難しくはありません。サンダーバードは学習型スパムフィルタを搭載していて、とても快適に使用していたのですが、複数のPCで使用しているとスパムメールをそれぞれ指定するのですら面倒でした。
それぞれのPCでサンダーバードを立ち上げると、プロファイルデータを共有ドライブにアクセスするので、マシンスペックによっては、まったりするとは思いますが、一元化することによって管理しやすくなるメリットのほうが私には大きいです。