拡張型心筋症に苦しむ川越の朱里ちゃんを救う会
以前に”チームバチスタの栄光”という本の感想で拡張型心筋症という心臓病のことを書きましたが、川越に今、わずか3歳でその病気に苦しんでいる朱里ちゃんという子がいます。海外での臓器移植でしか生存の望みがないということで、市内各地で募金活動がさかんに行われています。目標募金金額が1億円というのには驚きましたが、(そんなにかかるものなのかという意)、小さい体で補助人工心臓までつけて頑張っている朱里ちゃんを救うために、観光ページとこのブログにバナーを設けました。
賛同されるかた、ぜひ募金をお願いします。
だいぶ前になりますが、脚本家の倉本聡さんの対談で興味深い話がありました。住んでいる北海道の家の裏のゴミ置き場に毎夜テンとキツネが現われるそうで、いつも可愛がっていたそうなのですが、ある日その場所にウサギが来たそうです。そのとき考えたのが、ここでいつも可愛がっているキツネがそのウサギを襲おうとしたら自分はとっさにウサギを助けるんじゃないかと・・・。自然界の生態系からすると動物の世界は弱肉強食なわけで、キツネにとっては迷惑な話ですが、弱いものを助けようとするのは人間の本能でこれこそがヒューマニズムではないかというのです。
臓器移植の倫理的問題、また募金活動の功罪などは、多種多様な意見があってしかるべきだと思います。
ただ、私はこの話を聞いた時にわずかな金額でも朱里ちゃんの命が助かるのに役立てば、という気持ちで募金しました。
ホームページをご覧になって賛同される方、朱里ちゃんの病状は予断を許さないそうです。一刻も早く、温かい善意を届けましょう。