逆転の発想
好きな雑学クイズ系のテレビ番組を見ていたら、
「定額で食べ放題のバイキング形式の飲食店で、お客様が多くとりすぎて残してしまうのを、あるルールを導入したら、ほとんどのお客様が自分のとったお皿の料理を残さず食べきるようになった。その結果、仕入れの無駄が省くことができ、より良いサービスを提供できるようになったその方法とは?」という問題がありました。
録画していたのでわざわざ一時停止してう~んと考えた結果、「お皿の大きさを小さくする」、「お皿の枚数を制限する」、「残したら罰金をとる」とか誰でも思いつきそうな答えしか出てきませんでした。
答えは「皿に自分が取った料理をすべて残さずに食べたお客様にはひとり100円のキャッシュバックをする」というルールでした。
考えてみれば雑学クイズにありがちな「逆転の発想」系の答えなのですが、自分のアタマの固さにうんざりすると共にこのシステムを考えた人の頭の良さに唸ってしまいました。
「罰則を考えるのではなくあらかじめ100円乗せて、残さなかったら適正価格をいただく」と解説したら興ざめですが、無駄な食料廃棄も少なくなるし、お客様も喜ぶ。巷にあふれる「還元」とか「キャッシュバックセール」という言葉は本来こういうサービスに使われれるものじゃないかなぁと思いました。
甘味処 川越 あかりや
→一升餅の通信販売いたします。
→あんみつ・おしるこ宅配します。
→こだわりの杵つき餅お届けします。