青春を山に賭けて
このところ仕事をしていて、久しぶりに山歩きに行きたいなあと企んで、ワクワクしてます。
以前は、山登りが趣味のひとつで一時はかなりのペースで低山から高い山まで登っていたのですが、雨風食堂を始めてから約5年すっかりご無沙汰になってしまいました。っていうか一回も山登りには出掛けてません。
面白いもので、体力的・精神的に少し余裕がないと、山歩きなんて全然する気にならないんですよね~。今も余裕があるかというと?ですが、経営を始めたころに比べれば雲泥の差です。
ホリエモンが拘置所生活での読書の影響で”山に行きたい”って言っていたそうですが、
何をお読みになったのかは知りませんが、故・植村直己さんの書いた青春を山に賭けてという本があります。
正直、あまり上手な文章とは言えませんが、赤裸々に書いた実体験と山登りに賭けた情熱がスゴいです。かつて毛沢東が創造的な事をやり遂げるには”若くて、無名で、貧乏でなくてはならない”と言ったそうですが、まさにその通りの人ですね。
登山の記録というのはパイオニアワークを評価されることが多いのですが、ここ10年くらい、最年少で最高峰を制覇したとかスピードを評されるのを見ていると”ん~?”と首をかしげてしまいます。
学生なのに次々と海外の山に登れる費用がどこから出てくるのかなあ。
最終的に世界で初めて5大陸最高峰を登る植村さんは学生時代にあこがれのヨーロッパの山に登るためにまず生活水準の高いアメリカで稼ごうとして、片道切符を得るために国内で肉体労働をしてるんですよ~(笑