ハーバード白熱教室
今年のお正月に録りだめていたテレビ番組「ハーバード白熱教室」を数回に分けて12時間全部見ました。
昨年話題になっていたときに何度か番組を見たのですが、初回から通して見られたのでなんとなく講義に参加したような気分になり、まったくレベルが違うので笑っちゃいますが昔の学生時代を思い出しました。
政治哲学の講義として「正義とはなにか」というテーマで、哲学史とそれぞれの思想を身近な問題に置き換え、学生に議論を交えて考えさせるというスタイルなのですが、はじめの数回こそ分かりやすいエピソードに置き換えて興味を引き、講義にのめり込ませるものの、イマヌエル・カントが出てくるあたりからさすがに難しくなり、途中でありがちな「言語明瞭・意味不明」状態に陥り(笑)、何度もリピートして見てしまいました。。
ふだん私たちが「普通はこっちが正しい行為」だよなあと直感的に行動していることも、深く考えてみればそれが経験から導かれたものなのか、誰かから教えられたものなのか、はたまた生まれ育った環境からくるものなのかすら曖昧ですよねぇ。。
民族や宗教問題が複雑に絡み合う現代では何が「より良き善なのか」ということも多元的で一つの答えを見つけられない、だからこそ悩み考え続けなければならないといった流れで講義は終わるのですが、編集をしているとはいうものの、サンデル教授の巧みな話術に終始引き込まれました。 「深く考え人生を生きることが哲学」か・・ う~ん。。
甘味処 川越 あかりや
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