子育て
新聞に少子化社会を扱った対談記事がありました。
その中で児童文学者の石井桃子さんの「子供を育てるということは、あなたがもう一度生き直すこと」という言葉を紹介していました。子供と接するときに自分の幼年時代を思い出しながら新しい関係性をつくることが大人になったあなたの人生を豊かにするということ、とも対談者は語っていましたが、まったくその通りだなぁと思いました。
わたしも子育て真っ最中なのですが、常日頃ままならない親子の関係を嘆きながらも子供ならではの感受性に驚かされたり、笑ったり・・。オレも昔はあぁだったよな~とかこうだったよな~とか、気がつけば、あらゆるイベントを通して自分の幼年時代を追体験させてもらっていることを感じます。ある人が「子育ては人生を複線化させる」と言っていましたが同じ意味ですよね。
対談では少子化問題について子供そのものの存在価値を見出せなくなった背景に「いい会社に入ればいい人生が送れるといったチープで直線的な物語に大人がとらわれているからではないか」ともいい、本来子供にとって大切な自由であるべき時間を奪って早くから職業意識を高めさせようとしたり、経済効果を上げさせようとして子育てを効率や功利で考えようとしている流れも指摘していました。
ちょっと耳の痛い話しです。
甘味処 川越 あかりや
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