このところ家の中に手塚治虫さんの漫画「ブラック・ジャック」が無造作にぽんと置いてあり、聞いてみると子供が学校の図書館や友達に借りているらしく夢中になって読んでいるようです。

学校の図書館にあることにも驚きですが、わたしも昔夢中になって読んだことを思い出し、数十年を経て子供と同じ漫画を読んでいることにちょっと感動しました。。

あらためてページを開いてみると、「なかなか深ィィ話だなぁ」と感心したり、「これはちょっと雑な終わり方だなぁ」となんとなく作者の人間味を感じたり、昔とは違う視点でも楽しめました。

勧善懲悪ぶって正義をふりかざすストーリーではなくて、ブラック・ジャック本人が弱いところやズルいところなど垣間見せるところがよりストーリー的に深みを感じさせて、それが長く愛される名作たるゆえんなんでしょうね。

甘味処　川越　あかりや
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