実際の使用感
~IPodでオーダーエントリーシステム(その6) ~
前回レポートしたように使用する機器はすべて市販されているものを購入することができます。これは例えばプリンターや入力端末が壊れても個別に買い換えることができますし、オークションなどを利用して安価に購入できる可能性も高くなります。
日々の経営での運用スタイルですが、LANで接続したウインドウズパソコンにインストールされた専用ソフトでリナックスサーバーにメニュー情報を登録します。季節ごとにメニューを変えたり、単価変更する際にもこのソフトで情報を更新します。そのほか、入力端末の表示内容やプリンターへの出力内容などについての細かい設定もこの専用ソフトで全て管理できます。
Ipodでの入力方法ですが、
●テーブルナンバー、人数の入力→●ご注文内容の入力→●ご注文内容の確認画面→●厨房へ送信、プリンターへ出力となります。写真のとおり出力された伝票をもとに調理が始まり、当店ではそのままお会計票となります。なお、プリンターは複数台設置も可能ですのでオーダー指示伝票とお会計票を別に作成することも可能です。
見た目もスタイリッシュで入力も指一本でスムーズにできるIpodですが、ひとつネックなのが入力確認音が無いことです。お客様としては店員が注文をお聞きして入力しているときに「ピッ、ピッ」と、確認音が聞こえればより安心感があると思うのですが・・。設定やブラウザの機能で改善できれば良いのですが、いまのところクリック音というのは出せないようです。まあ、これもブラウザで改善の可能性もありますし、お客様とのやりとりでカバーはできています。
それとIpod自体は薄く小さいので携帯に便利なのですが、飲食店では常に水没の可能性があるので、別売りの専用ケースに入れてストラップをつけて首から下げています。色々探したのですが、衝撃にも強くストラップをつけやすいのでエレコムのアクセサリーを使用しています。ネットでひとつ2000円強です。
~つづく~
※このカテゴリーの記事は低価格でスタイリッシュなオーダーエントリーシステムを探している方の参考になれば幸いです。