ワールドカップサッカー・ドイツ大会
w杯が終わってやっと寝不足が少し・・・。
決勝トーナメントはどれも一回で終わってしまうのがもったいないくらいの試合ばかりで世界レベルのゲームを堪能させてもらいました。前の日記で今回の大会で本当の日本の位置づけができると書きましたが、結果的に世界との差が如実にあらわれた大会でしたねー。
決勝戦のジダンの暴力行為での退場。人種差別や家族への中傷など色々憶測されてますが、決して許される行為ではないのはあたりまえ。しかし、日本の選手はジダンに頭突きをできるでしょうか。ゴールエリアでユニフォームを引っ張るくらいはするでしょうが、顔を突き合わせて言葉の壁を越えて罵り合えるでしょうか?そう、サッカーはダーティーなスポーツなんです。よく、身体能力の差といわれますが、南米の選手などは背が小さくとも当たりの強い選手はいくらでもいます。なによりもすべてねじ伏せてゴールエリアを脅かすくらいの泥臭いストライカーが日本には必要ですよね。
それと精神的な問題。民族的な問題に苦しみ、貧困からサッカーを通じての自己のアイデンティティーの確立を求めている人間と、飽食の国に生まれ、自分の考えが伝わらなければ、多くの子供が見ているのにもかかわらずろくにメディアの質問にも答えず、すべて自己完結してしまう人間との差。また、それを追求しないサッカージャーナリズムのレベルの低さ。
日本のサッカーがさらに強くなるには、もっとやる方も観る方も厳しさが必要ですよねー。とはいえ、一部マスコミでは欧州みたいな試合ごとの選手別評価や厳しい視点の解説を見たりして、希望の光があるのも事実です。なんてったって、ベスト8はおろか優勝したことがないのですから、夢がありますよね~。果たして生きている間に現実になるのでしょうか(笑。
たかがサッカー、されどサッカー。1か月の夢の饗宴でいろいろと考えさせられました。
甘味処 川越 あかりや
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