排出権取引というビジネス
週末は春らしい暖かさを感じるお天気だったので、雨風食堂にも多くのお客様にご来店いただきました。ありがとうございます!
このところ新聞などでよく見かけるキーワード「排出権ビジネス」。
まったく世の中にはいろんな商売があるんですねぇ。
地球温暖化の原因とされるCO2(二酸化炭素)などのガスの削減義務を課した京都議定書で、各国に割り当てられた削減目標を自国でクリアするために頑張るわけですが、国内だけではなかなか難しいので他国で行った削減活動の数値を組み入れることを認めましょうというルールに目をつけた商売だそうです。
そこで大手商社などが発展途上国で植林をしたり、ゴミや養豚業などから排出されるガスを削減することによって生まれる排出権を国内の企業に売ろうというのです。
その市場規模はなんと約20兆円とか。。「豊かさと環境保護の両立」って耳に心地よいですが、実際はどうなんでしょう。それにしてもまさに空気の商人ですね。