ひな人形
「丹念に拾い集めたつもりなのに、足の裏でぐしゃりと音がした。節分の夜にまいた豆がしばらくは家のあちらこちらに残っているのは毎年のことで、暦の春はいつも足の裏から訪れる」
(2月6日付・読売新聞コラム・編集手帳より引用)
さらっとこんな文章を書いてみたいなあといつもながら竹内さんのセンスに感服して、節分も立春も過ぎたので、 雛人形を飾りました。
子供が生まれたときに、薄給のなかで出来るだけ気に入った雛人形を求めようと何店舗も回ったすえにめぐり会った人形です。いわゆる今はやりの省スペース型の親王飾りなのですが、顔の表情や全体のバランスがセットによって違うんですよね~。毎年箱を開けるたびに、当時のことが思い出され、気に入ったものが購入できてよかったなーと感じます。
なによりも子供がすくすくと元気に育ってくれることを願ってやみません。