羅臼の昆布
雨風食堂ではお食事メニューにうどんをお出ししているのですが、つゆは北海道の羅臼産の昆布を使用しています。
店を開店する前に北海道の知床を旅行したことがあるのですが、実はそのときのドライブでふと立ち寄った漁協の直売所で出会った昆布なのです。ホントはお土産として買い求めたものなのですが、濃厚なだし汁のおいしさに店で使い始め、5年のお付き合いとなりました。
年に数回、羅臼から送っていただくのですが先日また届きました。前より引き合いが多くなったらしく、価格が最近上がったのですが、お客様にもよく訊かれるほど好評で、すでにうちには欠かせない原材料になってしまったのでしょうがないなあと思ってます:cry:
実際、羅臼昆布ができるまでの過程をテレビで見たことがあるのですが、漁から天日干しを経て加工にいたるまで大変な手間がかかっているのを知っているので、無駄のないように大切に使わせていただいてます。
年に数回のメールのやりとりですが、担当者の時節の便りも楽しみのひとつで冬には目前の流氷のこと、世界遺産登録のことや、倉本聡さんのドラマ”北の国から・遺言”のロケで漁協が出てくるのですがそのときの面白いエピソードなど、教えていただきました。
せわしい毎日ですが、そんな中でもたまに届く北の国からの贈り物はワタシにとって一服の清涼剤です。